NotionからWebhookアクションを使ってSNS投稿を共有する

Webhookアクションを使用して、Notionをお気に入りのプラットフォームと連係させることで、SNS投稿のワークフローを自動化する方法を学びましょう。

約 4分で読めます
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Webhookアクションを使用して、SNSの投稿を自動的に公開します。
コンテンツ
  • NotionでのWebhookアクションの仕組み
  • Webhookアクションによるソーシャルメディアへの自動投稿
  • Webhook URLを生成する
  • Notionでの設定
  • ボタンとWebhookをさらに活用して、ワークフローを自動化する

作業はさまざまなツールを通して発生します。お気に入りの何百ものアプリを、Notionと簡単に連係できるようにしたのはそのためです。つまり、すべてを1つの統合されたワークスペースにまとめることが可能となっています。ツールがスムーズに連係し合うので、本来大切なことに意識を集中できます。また、Webhookを使用すれば、さらに多くの機能を活用できます。Notionの自動化機能を、統合ライブラリまでもを超え、必要に応じてあらゆるツールと連係できます。

Webhookアクションを、Notionと他のツールをつなぐデジタルの架け橋と考えてみましょう。Notionを他のアプリと簡単に連携する方法を提供します。コーディングは要りません。ZapierまたはMakeのようなツールではタスクを自動化するワークフローを作成できます。

このガイドでは、Webhookアクションを使ったソーシャルメディア投稿の方法と、効率化のコツをご紹介します。

NotionでのWebhookアクションの仕組み

Notionでタスク完了などのアクションが起こると、Webhookが他のアプリに即座に通知し、手作業なしで同期を保てます。

意外とシンプルなWebhookアクションの仕組みを詳しく見てみましょう。Webhookアクションを設定すると、Notionは他のアプリにHTTPイベント(データをインターネット経由で安全に送信する仕組み)を送信します。

Notionでは、Webhookアクションをトリガーする方法が2つあります。

  • データベースの自動化プロセスを使用する(タスクをチェックを入れるときなど)

  • ボタンブロックを使用する(アクションを手動でトリガーしたいとき)

Webhookアクションによるソーシャルメディアへの自動投稿

Notionを使ってチームのSNSワークフローを管理している場合、投稿が承認されたタイミングで自動的に公開される仕組みがあれば便利ですね。Webhookアクションを活用することで、承認確認や投稿作業を手動で行う手間を省くことができます。たとえば、SNSデータベースで最終レビュー担当者が投稿を「承認済み」にすると、Webhookアクションが自動的に公開プロセスを開始します。この例では、NotionとMakeを活用してLinkedInに自動投稿する方法を解説します。

Webhook URLを生成する

Notionでオートメーションを設定する前に、Makeやお好みのサードパーティのアプリからWebhookのURLを取得する必要があります。ツールによって少しずつ異なりますが、最終的にはNotionのオートメーションに貼り付けることができるURLである必要があります。詳細については、お使いのツールのドキュメントをご覧ください。

以降は、Notionからのシグナルをトリガーとして、自動的にLinkedInにコンテンツが投稿されます。

Notionでの設定

まず、Makeから取得したWebhook URLを確認してください。次にそのURLを使って、Notionでオートメーションを設定します。

  • SNSのデータベースを開き、右上の稲妻アイコン(⚡️)をクリックします

  • 新規オートメーション」をクリックして、設定を開始します

  • トリガーの設定で「ステータス」を選び、「承認済み」に設定します。これにより、投稿が承認されるたびに自動化プロセスが実行されます

  • 「実行」セクションで、ドロップダウンメニューから「Webhookを送信」を選択します

  • MakeのWebhook URLをURLフィールドに貼り付けます

  • 送信するプロパティを選択します(この場合は「最終コピー」)

以上で設定は完了です。これで、投稿のステータスを承認済みに更新するたびに、Notionにより自動的に最終コピーのプロパティからテキストが共有され、Makeを介してLinkedInに投稿が公開されます。

ボタンとWebhookをさらに活用して、ワークフローを自動化する

ボタンを使うことで、ワークフローを効率化し、数回のクリックで自動化プロセスを実行できます。Webhookアクションを使ったボタンの活用法として、以下の2つの実用的な例をご紹介します。

  • ボタンを使用してSNSのコンテンツを直接投稿する—コンテンツのレビュアーとして、ブログ記事の最終版を校正した後に、「X」や「Threads」などのプラットフォームで共有できます。SNS用投稿のレビューページにボタンを追加すれば、ワンクリックでコンテンツを自動的に公開できます。設定は上記と同じです。

  • ボタンを使ってサポートチケットを自動化。たとえば、エンジニアリングチームがZendeskのようなツールで修正作業を行っていて、あなたはチーム内の問題を追跡するデータベースを管理しているとします。バグレポートページにボタンを追加することで、Zendeskにチケットが自動的に作成され、確認のメールが即座に届きます。この効率的なプロセスにより、ツールを切り替えることなく、Notion内でサポートチームに通知できます。

Webhookアクションにより、時間を節約するワークフローのオートメーションから、さまざまなツール間での情報共有まで、さまざまな用途に対応できます。まずはシンプルなものから始め、徐々に複雑なワークフローを追加していきましょう。自動化プロセスによって作業がスムーズに進むように、少しずつ改善を重ねていくことを目指してください。

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